アナログな業界だからこそ、最先端の「感動」を。
マグロ解体ショーのパイオニアが挑むAI活用

企業名: 鮪匠(一般社団法人全国鮪解体師協会 代表理事/屋号「鮪匠」代表 木村英喜 様)
業種: イベント・エンターテイメント産業(マグロ解体ショー)
ー まず、導入に至った背景について教えていただけますか?
マグロの解体ショーという、職人の技術とエンターテインメントを融合させたサービスを20年以上提供している「鮪匠(まぐろのたくみ)」。業界自体はまだまだアナログな部分が多い中、常に新しいシステムや時代の変化に敏感でした。
導入のきっかけは、YouTubeで放映されたリアルバリューでの代表 清水が掲げる「日本をぶち上げる」というキャッチコピーを目にしたことでした。「とにかく感動させる」「トキ消費を感動資産に」という弊社のミッションと、AIで世の中を変えていこうとする姿勢に強くリンクするものを感じました。
弊社では、Webサイトが顧客との最初の接点となります。これまでは、Webを見た顧客からの問い合わせに対し、すべて人が対応していました。しかし、アナログな業界だからこそ、Web上で完結できる部分はAIに置き換え、問い合わせの流れをよりスムーズにする必要があるという課題を感じていました。
ー 導入を決めた決め手は何だったのでしょう?
YouTubeでの出会いをきっかけに、「AIを導入しようか」と考えていたタイミングと合致し、まさに「ピントがあった」感覚で導入を決意しました。急速に進化するAI技術を目の当たりにし、日本がパイオニアとして挑戦していく姿勢に共感。「まずは導入してみよう」という、新しいシステムへの期待感が決め手となりました。

ー 実際に使ってみて、どのような印象を持たれましたか?
実際に「Omakase.ai」に触れてみて最初に驚いたのは、その「人間らしさ」です。当初はロボットのような機械的な対応を想像していましたが、イントネーションや話し方がまるで人間があたかも話しているかのように作り込まれていました。

導入にあたり、AIエージェントのキャラクター「ツナエちゃん」を設定しました。当初の「魚のアイコン」案から、より親しみやすく、かつ「鮪匠」の世界観に合うキャラクターへと作り込み、声のトーンからキャラクターの性格まで、数日かけて微調整を行い、単なる自動応答システムではなく、一つの「キャラクターコンテンツ」として成立するレベルまで昇華させました。
もちろん、まだ完璧ではありません。時には言語に違和感がある部分もありますが、それを補って余りある進化のスピードを感じています。現在は、25年間の実績の中で培った膨大なデータベースをもとに、消費者の素朴な疑問から突飛な質問まで、AIがいかにピンポイントに響く回答を投げ返せるか、学習と調整を進めています。
ー 導入後、具体的にどのような変化がありましたか?
導入後、会社にかかってくる電話の本数が少し減ったと感じています。これは、これまで電話で聞いていたような基本的な質問に対して、Web上でOmakase.aiが解決してくれている結果ではないかと推測しています。
メリットとして感じているのは、対応品質の均質化です。人間が対応する場合、忙しい時や感情の起伏によって、どうしても対応が雑になってしまう瞬間があります。しかし、AIにはそれがありません。Omakase.aiは常に安定したテンションで、24時間365日、顧客に寄り添った対応が可能です。これにより、転送電話に追われるストレスや、対応のバラつきという課題が解消されつつあります。
ー 今後、どのような活用を考えていらっしゃいますか?

今後は、Q&A対応だけでなく、見積もり作成から予約、業務上の手続きまでを一気通貫でAIに任せたいと考えています。25年分のデータベースを整理し、顧客にとって分かりやすい形で情報を提示し、自動化できる範囲を広げていくことを期待しています。
「Omakase.ai」は特に中小企業の経営者に向いていると考えています。「社長が何でもやりがち」な中小企業だからこそ、AIに任せられる部分は任せ、本来注力すべき業務や、より人間らしい「感動」を生む仕事に時間を割くべきです。まずは安価なプランからでも導入し、その効果を体感してほしいです。

